海外FX口座から出金すると通常よりも手数料が高いので、効率のいい出金方法を知っておきたい所です。
月に1度の出金ならいいですが、毎週小まめに出金を行っていきたい方にとっては手数料破産しかねないので、できればまとめて出金するようにしましょう。今回は小まめな資金管理を行う為の出金方法(?)を解説していきます。
裁量取引などの方は、自身で管理できるので、これから解説するコトは一般的に必要ないかとおもいます。今回紹介するのは、あくまでも「自動売買(EA)を利用している人向け」に解説しています。
なぜ自動売買EA利用者は小まめな出金が必要なのか?
自動売買EAは、平日24時間体制で休みなく働いています。例え相場が荒れていようが、お構いなしに働きます。
例えば・・・「北からのミサイル発射」「トランプ大統領、爆弾発言」
こういった事態が起こっても自動売買EAにとって予測不可能な出来事です。それでも動き続け、取引を辞めずに続けます。
最悪の場合・・・資金全損 何て事が起こり得ます。
なので、日々の資金管理&確保が大事です。
口座資金振替(移動)を活用しよう
FX口座から日本銀行へ出金する際に手数料が発生します。日本銀行への出金は、まとまった金額になってから行います。
準備するものとして・・・口座を2つ
1つは、EA運用の口座
2つは、資金確保用の口座
EAで得た利益は、できるだけ小まめに「資金確保用口座」に振替(移動)を行いましょう。
- マイページのTOPより「資金振替」を選択
- ページ以降後、振替先の口座番号を選択し、移動した金額を入力
振替時の注意点(XM引用)
- あなたの取引の安全性を確保するために、 XMは結果としてマージンレベルを150%以下に下げる内部送金リクエストの処理はお断りいたしております。
- 異なる基本通貨の口座間送金の場合、送金時のECBレートに基づいた両替レートで、手数料0.3%が自動的に引き落とされます。
- お客様の現在のお取引口座からXM Zero取引口座もしくは全ボーナスなし取引口座へ資金振替を行いますと、 移動元口座から振替金額と同一割合の取引ボーナス額が消失いたします。
難しく書いてあるので、だいたい注意してる行動パターンを記載しておきます。
- ポジションを持っていない時に資金振替を行う(万が一ポジションがあっても、低ロットの時)
- 資金振替を行うとボーナスクレジットも消失します。
- JPY口座とUSD口座で移動する場合は、手数料がかかります。
資金を出金する
出金先は色々あります。しかし、制限が厳しいので最終的には「海外送金:電信送金」(※自分の銀行宛)になります。
どこの取引所もだ、だいたい同じ概要なのでXMを例に解説していきます。
手数料が一番安いのは・・・BitWallet
BitWalletから国内銀行に送金する手数料が最大でも800円前後
しかし、XMから入金額以上の出金は出来ません。よって、入金額を超える出金になったら「海外送金」になります。
海外送金の出金方法
住所変換サイトの「JuDress(日本住所を英語表記に1発変換)」を利用するとスピード変換できます。
SWIFTコードに関しては「日本の金融機関のSWIFTコード一覧」を参考に入力してください。
また「銀行名 海外送金」で検索すると銀行のHPに繋がり、情報が載っています。
海外送金の手数料が安い銀行
海外送金の最大のデメリットは手数料の高さです。だいたい手数料が2000円~4000円前後かかります(銀行によって変動)
また海外送金の受け取りを行っていない金融機関もあります。
SWIFTコードがない銀行
ゆうちょ銀行,ジャパンネット銀行,じぶん銀行,みずほ銀行(インターネット支店のみNG),新生銀行
もっとも送金コストが安いのは・・・
- ソニー銀行
- 住信SBIネット銀行
なんと金額に関係なく2,500円前後の手数料です。
ちなみに地方銀行に出金した際には7,000円近く手数料を取られた経験があります。
まとめ
BitWalletなどのオンラインウォレット系から入金を行った場合には、入金額まではオンラインウォレットに出金していきましょう。
クレジットカードによって入金した場合は、同様に入金額と同額まで出金が出来ますが、扱い的には「返金:キャンセル」という申し込みになります。よって1年以上経過した場合やカード会社によって設けられたルールによって出金(返金)が出来ない場合があります。
その場合は、海外送金で対応していきましょう。
入金額以上に稼ぐのが目的となりますので、海外送金は覚えておきましょう。